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ヴァーチャルときわ別館

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即席「自由研究」

2006.07.22|ときわ別館の様子・出来事

城崎温泉には、自然がまだまだいっぱいあります。
けっこういろいろな珍しい“自然”を見つけることができます。
ただし、風を感じながら歩いて下さい。車に乗ってちゃあ絶対に無理。やっぱりゆかた掛けでそぞろ歩きをいたしましょう!


さて、例えば蝉(セミ)の七変化などは、この時期よく見かけることができます。
この七変化の連続写真を撮ってコメントを付ければ、子供さんの自由研究はいっちょあがりであります。

とかなんとか言いながら、幼虫が地中から出てきて、木に登り、サナギになるまではけっこうあっという間。お客様のチェックイン時間と重なった為に写真が撮れず、30分程度しか経っていないのに、気がついた時には既に羽化が始まっていました。
茶色くなったサナギの背中が割れて、そこから真っ白な蝉がえっちらおっちらと這い出てきました。


完全に羽根を伸ばすと、サナギの背中につかまってしばらく休憩。
羽根を乾かしているのでしょうか?


そして、それからモゾモゾと動き出し、それまではサナギの背中にしがみついていたのが、そこから降りてサナギの左側に移動いたしました。

ここまではけっこう短時間。あっという間の出来事でありました。

サナギの左側に移動してからがかなり時間がかかります。
少しずつ、真っ白な蝉が茶色くなっていきます。
あたりはとっくに暗くなった時、私にはようやくこの蝉が「アブラゼミ」であることが分かりました。


そしてそれからまた数時間、ようやく羽化完了であります。
けれどもすぐには鳴かないようです。

明日は本格的な蝉の合唱が聞けそうであります。