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ヴァーチャルときわ別館

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懐かしの味は、病みつきの味

2006.10.8|行きつけの店・お薦めの店の話

地蔵湯の近くにある「寺子屋」というおかき屋さんの「ぬれおかき」が美味しいです。「おかき」というと固いイメージがありますが、この「ぬれおかき」は何とも不思議な感触で、「にちゃっ」と柔らかいのです。「おかき」というよりは「お餅」のイメージに近いのですが、「お餅」は冷めれば固くなりますが、「ぬれおかき」はどうなっているのか柔らかい不思議な感触がいつ食べてもあるのです。
種類(味)はいくつかありますが、私のお薦めは「甘口醤油」味。昔懐かしい砂糖醤油で食べた餅のようであります。不思議な感触に味がよく染み込んで、病みつきになって食べ出したら止まりません。
串に刺して歩きながら食べられるようにもしてくれますので、外湯めぐりの道中につまみ食いはいかがでしょうか?

ただし、ちょっと注意することがあります。
写真は「ぬれおかき」のパッケージですが、左上の文字が読めるでしょうか? 「熱海」と書いてあります。つまりは、この袋は(静岡県の)熱海土産なのであります。女将が(熱海に)旅行に行って、知らずに買って帰ってきたのです。実は女将は数年前にも知らずに(京都市の)嵐山土産としても買ってきました。その前には私が(熊本県の)黒川温泉土産として買ってきたこともありました。一昨年、(大分県の)湯布院に行った際にも、今年、(広島県の)宮島に行った際にも買わねども「寺子屋」さんを見かけました。
つまるところ、「寺子屋」というおかき屋さんは、城崎温泉のオリジナルではなくチェーン店なのでありました。
知っていてお買いになられるならばいいですが、知らずに「城崎土産」としてお買い求めにはならぬようご注意下さいませ。