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ヴァーチャルときわ別館

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暖冬は、当館にとっては有り難い?

2007.01.20|普段は表に出ない裏側の話

したがって、お客様にご迷惑にならない限られた裏の部分で、かなりな努力をすることになるのであります。 例えば「電気」。
当館の動力源の多くは、電気に頼っているのでありますが(これは一般のご家庭とて同じことと思いますが)、節約対策として関西電気保安協会さんのご指導のもと、デマンド料金制を採用しています。
極端な電気利用を控え、できるだけ平均した低い電気利用を意識すれば良いのですが、そうはいっても当館の電気のほとんどはお客様主体で使用されるわけですからドンドンと消費されていくわけで、そこでデマンド監視システムを設置して電気の使用量を監視することになるのです。
これは目標値以上に電気を使用しますと、警報ブザーが鳴って私たちに知らせてくれる装置で(もちろんお客様には聞こえません)、ブザーが鳴れば意識的に周囲の電気をとりあえず切って目標値以下に使用量を減らすのであります。これがひとたび長時間にわたって目標値を超えてしまいますと、その高い数値が以後一年間の電気の基本料金になってしまいますので、当館にとりましてはとても重要なことなのであります(これもまた当然ながらお客様が使用されている電気を切るわけではなく、裏方で使っている支障のない電気を少しの間、控えるのであります)。
電気利用のピークは、暑い夏と寒い冬ですが、特に多いのは1月と2月です。
一昨日、関西電気保安協会さんが、2ヶ月に一度の定期点検にやって来たのですが、暖冬のお陰で「節電効果はバッチリ」とのお墨付きをいただきました。
ただし、「節分の時が一年で一番寒くなる」とよく申します。寒い2月はこれからですので、まだまだ気が抜けません。
そして、私共は暖冬は歓迎ですが、お客様はやはり雪景色をお望みになっておられます。「たまには雪も降って欲しい」と思う今日この頃であります。
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