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第12回城崎短歌コンクール・第8回城崎俳句コンクール入賞式

2011.03.28|まちの出来事・イベント情報

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昨日、城崎文芸館に於いて第12回城崎短歌コンクール・第8回城崎俳句コンクールの入賞式が執り行われました。
全国から150人あまりの方が出席され、そのおひとりおひとりに城崎温泉観光協会長から賞状が手渡されました。
選者はテレビでもお馴染みの安森敏隆先生(歌人・同志社女子大学教授・文学博士・城崎温泉観光大使)。
安森先生の広島弁なまりの評を参加の皆さん誰もが楽しみにされているのですが、その中で、先生は「命のうた、心のうた」を選ぶのだというくだりがありました。そして「うたは元気を与える…」と。
コンクール初期の頃の最優秀賞作品に触れ、その作者は阪神大震災に遭って豊岡に疎開して来られ、その時のことをうたにして最優秀賞をとられた。病気で余命幾ばくもなく、入院中の豊岡病院まで行って病室で表彰式をやったところ、一時元気を取り戻して歌集を出版するまでになられたエピソードを披露されました。
東日本大震災の復興はまだまだこれからなのでしょうが、その復興に際して「命のうた、心のうた」が人々を励まし、時には奮い立たせ、また鎮める力があるのだろうと、安森先生のお話を聞いていて思うのでありました。