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第21回 冬の城崎まるかじり

2015.11.11|その他徒然に・・・

最近はさすがにインターネットの偏ったクチコミ情報だけを鵜呑みにされるお客様は少なくなり、あくまでも参考意見として受けとめて多角的に商品を検討される方が増えて参りましたが、それにしましても現代社会に於いてはいろいろな情報がとにかく複雑に飛び交っていて何が正しい情報なのか正誤の判断がつきにくい状況にあることは間違いありません。

さて、城崎温泉は年間に何十回とたくさんのイベントを開催しています。対象者はもちろんお客様なのですが、昨日大阪のホテルで開催した「冬の城崎まるかじり」というイベントの対象者(招待者)はマスコミの方々やライター、旅行会社の社員さんといった一般のお客様とは真逆のポジションに居る方々でした。
城崎温泉も、当館も、たくさんのお客様にお越しいただきたいと思っていますが、残念ながら万能ではありません。可能な限りミスマッチを少なくすることが満足度の向上に繋がります。なので、情報提供する側のプロフェッショナルの方々に最新の正しい情報を流していただくことがとにかく重要と我々は考えています。
実際に毎年たくさんの情報提供プロの方々に城崎温泉に足を運んでいただいて、「観て」「体験して」「味わって」いただいています。しかしながら、時間的な制約や費用の面でそれがなかなか実現しない場合も残念ながら存在します。
ならば…、ということで「冬の城崎まるかじり」と称して、解禁直後の松葉蟹を中心とした食材を大阪に持ち込んで、城崎温泉になかなかお越しいただけない方々に「観て」「体験して」「味わって」いただくイベントを開催しているわけなんです。偉い人の難しい挨拶やセレモニーといったモノは一切ありません。来場者には只々、蟹や但馬牛や出石そばなどの城崎温泉ならではの食材を腹一杯食べていただきます。
中貝豊岡市長の口癖は「知られないのは、存在しないのと同じ」です。
こんな一風変わったイベントもかれこれ21年間続いているのです。(笑)