丹前(たんぜん)の正しい着方

2016年11月7日|お役に立てば幸いです

松葉蟹漁解禁と共にそろそろ外気が寒くなって参りました。
立冬の本日より、ゆかたの上に着る防寒用に「丹前(たんぜん)」をご用意させていただいています。
冬の寒さ厳しい時の(外湯めぐりなどの)ゆかた掛けでの外出の際は、ゆかたと羽織だけでは寒さがしのげません。そこで、もう一枚「丹前(たんぜん)」を着て外湯めぐりにお出かけ下さい。
「丹前」は、ゆかたと同じ丈(ながさ)で、厚手のウール生地で作られています。最近はゆかたを着てそぞろ歩きができる温泉街が少なくなりましたので(しかも真冬にも)、ひょっとすると日本旅館で丹前を着るという文化も城崎温泉などにわずかに遺っているだけかも分かりません。なので丹前の着こなしをご存じ無いお客様も多くなりました。
正しい着方は、ゆかたの上から着用して(重ねて着て)、その上から帯を締めます。
ゆかたを着用せずにいきなり丹前を着たり、丹前を帯を締めずにマントのように着たるするのはNGです。
また、最近は、丹前や羽織の替わりに、ゆかたの上に洋服のコートやジャケットを着るお客様をたくさん見かけるようになりました。いちいち口うるさく言うのは、自由が無くて窮屈と思われるかもしれませんが、ゆかたを着るからにはやっぱり「粋(いき)」に着ていただきたいと思います。どうしても寒いから…と自前のコートやジャケットを着たいと思われるお客様は、ゆかたを折衷しようとはせずにお洋服でお出かけ下さい。ゆかたとお洋服の折衷は、とても不恰好です。

どうぞ、冬期間でもゆかたを粋に着こなして、城崎温泉名物の外湯めぐりをお楽しみ下さい。


×帯を締めずにマントやコートのように着るのはNGです。


○ゆかたと丹前を重ねて着て、その上から帯を締めるのが正しい着方


○その上から羽織を着ると、さらに暖かいです。