No-Show(ノーショウ)は大罪

2019年12月14日|その他徒然に・・・

この秋頃からのことでありますが、OTA(Online Travel Agent)から当館にご予約いただく場合は、順次事前決済(予約の際にクレジットカード決済が必要)のみに切り替えていて、現在はじゃらんネット、楽天トラベル、一休.comの3OTAについては事前決済でしか当館に予約できないようになっています。その為、事前決済での予約方法を好まれないお客様から「現地決済(宿泊時の精算)で予約したい」旨の問い合わせを度々いただくことになるのですが、残念ながらこの3OTAについてはとある理由によって事前決済のみとさせていただいています。
その理由とは、消費増税に伴うキャッシュレス決済推進に呼応するものであるかというとそうではなく、実はNo-Show(ノーショウ)対策なのであります。(加えてキャンセルの連絡があったとしても規定のキャンセル料をお支払いにならないお客様もこの対策には含まれています。)
No-Showとは予約が入っているのにキャンセルの連絡もなく予約当日現れない客のことを言います。
飲食店のNo-Showについてはネットを見ていてもかなりの量の話題が出回っているように思いますし、テレビのワイドショーなどで特集をしているのを私は3回も見ています。残念ながら旅館のNo-Show話は意外と地味なのですが、旅館の場合は客室(ホテル機能)と料理(飲食店機能)の両方があるので1回の被害額は大きいのです。私たちはもちろんお客様性善説で商売をしているわけですから、しかるべきスタッフをちりばめた上にお部屋を用意し、心を込めてお料理を作ってお客様をお待ちしているわけで、それが全部パーになるわけですから結果は悲惨です。しかも少し前までは年に数件であったことが、今年に入りましてからは月に数件の割合で発生するようになり、さらに規定のキャンセル料をお支払いにならないお客様も含めるとその被害額は年間数百万円にのぼるようになってしまいました。No-Showの理由としてはさすがに嫌がらせは極めて少ないと思いたいですが、スマホで簡単に予約できてしまうことによる「うっかり」が大半と思われますが、悪意が無かったとしても私共が負うダメージには変わりなく、またキャンセル料の支払いについては真剣に向き合ってもらえないこと(いわゆる踏み倒し)がほとんどなのであります。
ということで、待つ側の超受け身な現状を少しでも分かっていただければ幸いに思います。