観光で地方創生を… 

2015年06月23日|城崎温泉泊覧会(城崎オンパク)

平成27年6月20日付けの観光経済新聞に興味深い記事が載っていました。
「観光で地方創生を」という特集記事シリーズで、大分県別府温泉の旅館社長で、今では全国各地で開催されるようになった温泉泊覧会(オンパク)の創始者、そしてジャパンオンパクの代表理事である鶴田浩一郎氏がインタビューされていました。

その中で気になった部分を抜粋いたします。
「どれだけの経済効果があったかは、はっきり言ってまだ分からない。年に2回、1ヵ月のイベントでせいぜい3千人から4千人を集めるだけだから、年間250万人が宿泊する別府にとっては、大した数字ではないかもしれない。ただ、これだけ事業が長く続き、他の地域にも波及したというのは、地域のブランドが再構築されたという成果があったからだと思う。」
「かつて振り向きもされなかった路地の魅力がオンパクで商品化されたことで少しずつ磨かれていった。そしてそこにコミットする人も増えていったというのがこれまでの経緯だ。」
「今、熱海の観光が復活しているが、理由は観光とは直接関係ない町づくり系の人たちが活躍しているからだ。彼らが出てきたからこそ、地域資源の掘り起こしが行われ、新しいブランドが構築されていった。」
「町づくり系の優秀な人材は各地に必ず居る。(中略)いるのだが、観光産業の人たちが今まで気付かなかったか無視していたのだ。組織の中のある程度の立場にいる人は、地元で地道にがんばっている人たちを見つけて、輪の中に入れなければならない。人の新陳代謝が必要だ。そこに新しい智恵が出てくる。」

城崎温泉がオンパクに取り組んで今年で2年目となります。
城崎オンパクでの多種多様なプログラムを通して、隠れていた・実は気が付いていなかった・そして見えていなかった地域の魅力の再発見を目指し、それを生かそうとしています。この地域には魅力的な人材がたくさんあることが良く分かりました。そして、たくさんの女性の積極的な参加が大きな特徴となっています。城崎温泉は元々町づくりには超積極的ですが、そこにこれまで参加して来なかった女性の意見が加わることで、城崎温泉にどんな魅力が加わっていくのか? どう変わっていくのか? 本当に楽しみで楽しみでたまりません。