今日と明日は休館です

2006年04月17日|普段は表に出ない裏側の話

今日4月17日と明日18日の2日間、当館は休館にさせていただいております。
そもそも年に何度かは休館日を設けさせていただいておりますが、2日続けて休むということはそう滅多にあるものではありません。

「旅館の(ひょっとすると当館だけの)一日」についての説明をさせていただきますが、旅館の一日というものは通常の朝から夜までの暦の上での一日と違って変則的で、お客様のチェックインからチェックアウトまで、つまり一日は昼過ぎから始まって翌日の昼前で終わるという考え方です。「4月17日と18日が休館」ということは、17日の朝からお休みということではなく、当然ながら16日からお泊まりいただいているお客様がいらっしゃるわけですから、そのお客様が全員17日の朝にチェックアウトされ、その後の掃除を済ませてからが休館となるわけなのです。そして18日の夜までが休館の期限ではなく、翌19日の朝までが休館で19日の昼からが営業再開となるわけなのです。もう少し具体的な説明をさせていただきますと、「4月17日と18日が休館」ということは、17日の昼から半日休んで、18日は全日休んで、19日は朝半日休むということなのです。
ということは、例えば「4月17日が休館」という場合は、17日の昼から半日休んで18日の昼まで半日休むということになり、つまりは一日だけの休みの場合は暦上は毎日働いていることになり、まる一日の休みをとろうと思えば、今回のように二日続けて休みをとらないといけなくなるわけなのです。
今回の休館はメンテナンス工事が理由であった為に、「朝から夜までの休み」が必要であり、つまりは2連休とあいなったわけなのです。ご理解いただけたでしょうか?
ちなみに社員のシフトも通常はこの考え方を当てはめており(業界では「たすき掛け」と呼んでいます)、社員の休日というのは「昼から翌日の昼まで(半日+半日)」ということになっています。
当館の場合、夕食も朝食もお部屋でご用意させていただいていますので、こういうシフトをとらせていただかないと、チェックインとチェックアウトの日で客室係が替わってしまうことになり、お客様に対して都合の悪いことになってしまうわけです。
ただし、こういった勤務体系が今の労働条件にはだんだん合わなくなってきているのも事実であり、「夕食も朝食もお部屋食」というスタイルが当館の特色で多くのお客様にも指示していただいているとはいえ、そろそろ転換期を迎えていると思っているのが本音であります。
そのことにつきましては、またあとで触れてみたいと思います。