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城崎温泉が抱える嬉しい悩み

2006.09.30|その他徒然に・・・

写真は先日参加した中部地方の某県で開催された旅館セミナーでのひとコマです。そもそもは旅館経営に関する勉強会であったのですが、その中で旅館が元気を出して地域振興をしなければならない云々といった話が出ておりました。
とある旅館の社長が嘆くのには、「他の旅館にいくらまちづくりを呼び掛けても、自館のことにばかり固執し、地域ぐるみの事業にはなかなか目を向けてくれない」と…。

さて、昨日、城崎温泉では「城崎温泉連絡協議会」なる会議が開催されました。出席者は、城崎町商工会、同青年部、同女性部、城崎温泉観光協会、城崎温泉旅館組合、若だんなの会、湯島財産区、城崎文化フェスタ実行委員会、K’s連絡協議会の各リーダーの皆さん。実は、どの組織もまちづくりに対して積極的で、独自で様々なイベントを展開しているまちづくりの牽引者なのであります。
各組織がそれぞれにまちづくりについて提言をし、イベントも積極的に実施しているのですが、ある程度のコンセンサスはあるものの、やはり常にお互いを意識し連絡を取り合わないとどうしても無駄が出てしまい効率性を欠いてしまうのです。昨日の会議は、各組織同士が連絡調整をし、より効率の良いまちづくりを図っていこうという目的をもった会議なのでありました。
前述の社長が聞けば羨ましがられることでしょうが、連絡調整が不足がちになることは我々にとっては大きな悩みなのであります。
ところで、城崎温泉にはこの会議に出席した組織だけではなく、例えば城崎温泉町並みの会や国際友好クラブ等々の組織もあり、人口四千数百人の小さな小さな街でありながら、とにかく元気な人が大勢居るなんとも“不思議な街”なのでありました。