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冬でもゆかたは粋(いき)に…

2017.01.6|お役に立てば幸いです, その他徒然に・・・

170106-02 170106-03 170106-04ご存じのお客様も多いことと思いますが、城崎温泉では「ゆかた」が正装です。
館内はもとより、外湯めぐりやまち歩きに、お客様は皆さまゆかた掛けでそぞろ歩きをお楽しみになります。日本人のお客様でもさえも非日常的になった「日本の温泉」の原風景が、城崎温泉には今でもしっかりと存在しています。

さて、元々ゆかたは夏のお召し物ですので、冬になり寒くなってくると、ゆかたの上から「丹前(たんぜん)」や「羽織(はおり)」を着ていただくのが城崎温泉での「冬の正装」となります。
しかしながら、中にはゆかたの上から、或いは丹前の上から、オーバーコートやダウンジャケット等の洋服を羽織るお客様が目に留まるようになりました。3枚目の写真のようにゆかたの袖幅(そではば)はゆったりとしていますが、洋服のオーバーコートはタイトです。ゆかたの上にオーバーコートを着ると、ゆかたの袖(そで)はめくれ上がって中でゆかたが上手に収まりまらないと思います。第一、和服のシルエットの上に洋服のシルエットは似合いません。和服(ゆかた)のシルエットを残すように、寒さ対策はインナーでしていただくのが宜しいかと思います。
それでも寒い場合は、和服×洋服の折衷はせずに、ゆかた掛けはあきらめて洋服でお出かけされることをお薦めいたします。
ゆかたも粋に着てこそ…、と思います。ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。