お電話 宿泊予約

宿泊予約Reserve

ヴァーチャルときわ別館

Scroll

コウノトリが「自然に優しい水田」の指標に

2005.09.21|コウノトリプロジェクト

今日の朝日新聞朝刊に、コウノトリについてのユニークな記事が載っていたので紹介いたします。


それは9月24日の試験放鳥後に、コウノトリがえさをとる為に舞い降りた水田を「自然に優しい水田」として兵庫県が認定するという検討を始めたという記事。
コウノトリが好むドジョウやカエルは無農薬、低農薬栽培の水田に多く、つまりコウノトリを指標にして環境に配慮した農業の取り組みを後押しするのが狙いとか。
コウノトリは今では野生復帰に向けてそれこそ“幸せを運ぶ鳥”として扱われていますが、実のところはかつては苗を踏み荒らすとして「害鳥」呼ばわりされた時期もあったのです。今回のコウノトリプロジェクトにおいても、当初それら被害が懸念されたいきさつがあり、制度が認定されると舞い戻ってきたコウノトリは農家からも大歓迎されことになりそうです。
実現化に向けては放鳥したコウノトリが来春の田植えの時期に実際どれだけの苗を踏むか調べた上で、最終的な結論を出すとのことで、少し先の話になるようであります。


IP