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ヴァーチャルときわ別館

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衛生管理について

2005.06.10|普段は表に出ない裏側の話

なんの頓着も無しに外部から飲食物を館内にお持ち込みになるお客様というのは、けっこう多いのでありますが…
実は旅館というものは、この行為に対しましてはすごく神経質なのであります。
持ち込みの飲食物が原因で食中毒が発生する可能性もあるわけで、場合によってはそれが原因で営業停止をしいられることだってあるのです。そうなればもうこれは死活問題であります。

旅館としてはお客様に快適にお泊まりいただくことが一番の使命でありますが、安全にお泊まりいただくことはもっと大切なことなのだということであります。

したがいまして、食品の鮮度や厨房施設の衛生管理にはたいへんに気を遣っています。
衛生管理については旅館組合の指導により保健所員が年に3回程度の施設巡回検査を実施し、夏期には月に一度の食品検査(検体を提出し専門機関で品質検査を実施)が義務づけられています。
当館ではその上に自主的に衛生管理業者と提携し、衛生管理指導を受け、月に一度、その業者による「菌検査」をも受けているのです。
「菌検査」とは、厨房内のまな板やシンク、はては冷蔵庫のとってなどに専用の菌採取用シールを貼り付け、そのシールに付着した菌(もちろん見えません)の数を計るふきとり検査で、そのシールは専門の衛生検査センターに持ち込まれて厳密に調べられるのであります。そしてこの検査によって厨房内の衛生状態がチェックできるわけなのです。

本日、その菌検査の報告書が送られて参りました。
結果は良好。ただ、これから梅雨時期を迎えます。
もちろんのことながら、責任の重さを肝に銘じ、今日もまたお客様をお迎えしているのでありました。


検査する側の仕事をしています。
ご苦労お察しします。検査結果に問題がなくてなによりですね。
これからの時期、気苦労が絶えないとは思いますが
旅館でそこまで取り組まれているとは知りませんでした。
本当に食中毒は死活問題ですね。これからも衛生管理、頑張ってください。