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第12代 城崎のうちわ 本日発売

2007.06.1|普段は表に出ない裏側の話

「城崎のうちわ」が、本日発売開始となりました。毎年デザインを変えて、とうとう今年で12年目となりました。
夏に城崎温泉にお越しのお客様ならばこのうちわのことをよくご存じだと思うのですが、“ゆかたの似合うまちづくり”の一環として、ゆかたに似合う、それでいてよくある“うちわ”ではない城崎温泉ならではの存在感のあるうちわを作ろう、というコンセプトの中で生まれた物で、少し小ぶりな大きさで、斬新な図柄を取り入れている為にたいへんに好評なのです。しかも毎年デザインが変わるわけですから、「今年はどんなデザイン?」とお客様も町の人もたいへんに楽しみにしているわけなのです。
なお、このうちわの売り上げは、事業費として“ゆかたの似合うまちづくり”に還元されています。単におしゃれなうちわならば、個々の旅館でも作ることができます。しかも個々の旅館が作ったならば、自館の名入りのうちわが作れる。さらには、製作業者を選んで大量に作れば、コストも削減できるかもしれません。
もしも、個々がそんな自館の利益だけを考えたとすればどうなることでしょう?
“ゆかたの似合うまちづくり”事業の事業費はたちまち枯渇し、頓挫してしまいます。もちろん「みんなの為に取り組もう」というメンバーの意欲は低下してしまいます。
そうはならないのが城崎温泉の良いところであり、そういう環境だからこそ“まちづくり”を考えた新しいアイディアが次々と生まれてくるのであります。
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