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ヴァーチャルときわ別館

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取材あれこれ・いろいろと悩みます… (T_T)

2007.06.4|普段は表に出ない裏側の話

ある一定以上の評価をされないと取材の申し込みなどあるわけがないのですし、掲載の効果たるや“ある”のと“無い”のとでは違いに天と地ほどの差があります。しかも無料で取り上げてくれるわけですから、有り難いことこのうえありません。
その中でも最も効果があるのは「テレビ」。これがとにかくダントツです。それから雑誌などの紙媒体になるのですが、実は当館としては概ね雑誌の取材にしか応じていないのです。
理由はこの写真です。
これは既に取材を終えた雑誌社からの校正依頼なのであります。つまり、雑誌取材の場合は、写真と文章に間違いがないか旅館側が事前にチェックできるのであります。
これがテレビの場合は、事情がちょっと違って参ります。若干のチェックができる場合もありますが、制作側の意向に委ねられることがほとんどだと思います。宣伝効果が破格なのは有り難いことですが、万が一お客様に間違って伝わってしまったらたいへんです。そして、こちらの思いと違って、おもしろおかしく作られてしまうことも無きにしもあらず。他の旅館のことであれ、芸能人がふざけている番組を見るのは同業者としてあまり面白いものでもありません。
また、余談ですがこういうこともありました。
以前に私が修行の場として日本料理屋で働いていた時のことですが、料理番組に出たとたんに問い合わせ電話が鳴りやまず、あまりの繁盛に元々の顧客に迷惑を掛けてしまったということもありました。
まさにテレビの“恐ろしさ”を実感したのでありました。 声を掛けていただいているうちが花。「取材を選ぶ」ことは誠におこがましいことなのかもしれませんが、儲けたい、新規のお客様も獲得したい、と思う反面、自館のポリシーは貫き通したいと思うのも本音なのであります。
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