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衛生管理は地域ぐるみ

2007.07.31|普段は表に出ない裏側の話

いよいよ暑くなり、食事を提供する当館としても食中毒に最も気をつけなければならない季節となりました。
当館では(と申しますか、どちらの旅館でも当たり前のことと思いますが)、食品に限らずあらゆる衛生面の管理に努め、安心安全な施設づくりに取り組んでいますが、加盟旅館80軒以上を抱える城崎温泉旅館協同組合としても全ての加盟旅館の安全意識が総じて低下せぬよう(1軒たりとも脱落することの無いよう)、常々率先して指導にあたっているのであります。
例えば「食品細菌検査」もそのひとつ。
個々の旅館がどれだけ衛生管理に努めていても、万が一仕入れる食材自体が汚染されていたら元も子もありません。この時期は旅館組合が主体となって毎週1回の頻度で、旅館の仕入食材の「検食」を行っています。
具体的には、各旅館のその日の調理前の食材を数品持ち寄って旅館組合がとりまとめ、県登録の衛生検査センターにて詳しく分析してもらうのであります。個々の旅館が対応していては手間なことも、このように組合が一括して実施してくれますのでとても助かるのであります。
食中毒はお客様に対してたいへんに申し訳ないことですが、その旅館だけでなく地域としても大きなイメージダウンは免れません。
城崎温泉では衛生管理も地域ぐるみなのであります。