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城崎らしさここにあり!

2008.06.14|普段は表に出ない裏側の話

昨日は、「みんなの傘」の修理日でした。
「みんなの傘」とは、個人や旅館所有の傘ではなく、城崎温泉内に居れば誰でも利用できることを原則とした自由利用の“傘”のことです。いわゆる学校の置き傘システムをまち全体でやっているわけです。
不特定多数の方が使うわけですから、盗難や荒っぽい使用による破損の恐れが常につきまといます。それでいて平成13年3月1日から7年以上に渡って「みんなの傘」事業が続いているのは、すなわちお客様を含めた利用者の「優しい心」の存在があるからであって、さらには、使った傘を干したり、元の通りに巻いて丁寧に保管してくれる外湯の湯番さんや旅館案内処の職員の方々のご苦労があるからなのです。とにかく多くの人の「優しい心」によって支えられた事業なのであります。
さて、その中で我々の役目は、破損した傘を修理して、また第一線に送り返してやることにあります。傘は修理してとことん使うのであります。
常々やっていますので、腕はセミプロ級です。昨日は3時間かけて約100本の傘を甦らせました。
まちぐるみの派手なイベントも城崎らしいですが、このような地道なホスピタリティーもまた、城崎らしさなのであります。

みんなの傘

傘の修理