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名牛「但馬牛」のお話し

2012.03.3|食の話あれこれ

3月2日朝日新聞朝刊
当館でお客様にお出ししている牛肉は地元の名牛「但馬牛」で、全国的にも有名な神戸牛や松阪牛の基牛でもあります。全国名だたるブランド牛の中でも随一と胸を張ってお客様に提供をしていますが、実のところは知る人ぞ知る名牛でありながら、知らない人も多いなんとも残念な存在であります。例えばお客様を紹介してくれる旅行業者の手配担当者でさえ「たじまぎゅう」と読めず「たんばぎゅう」と読む人は実に多く、私自身常に口惜しい思いをいたしております。
そんな「但馬牛」ですが、昨日の朝刊に注目すべき記事が載っていましたので紹介をさせていただきます。
かねてから地元の名但馬牛として今では伝説となっている1939年生まれの種雄牛・田尻号は、元々畜産業界では「全国の母牛のほとんどが田尻号の血を引いている」とこれまで噂されてきました。この度それを実証する為に全国和牛登録協会が全国の黒毛和牛の母牛718,969頭の血統データベースを調査したところ、実にその内の718,330頭が田尻号の血を引いていることが分かったということです。つまりは「黒毛和牛の母牛の99.9%は但馬牛 田尻号の血統」ということらしいです。
ということは黒毛和牛の基はみんな但馬牛ってことなんでしょうか?
とにかく当館で扱っている牛肉は但馬牛なのであります。
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